2011年03月23日

勇気や感動を「与える」のはやめて!

この件は、ずっと何年も何年も前から気になっていて、
これまで話した中で一人は賛同者がいた(というか、あまり話してない)のだけど…

特にスポーツ選手!!

どうして自分のプレーで「勇気を『与えたい』」「感動を『与えれる』ように…」って言うんだ!!

確かに、スポーツ見てていつも勇気や感動をもらってる。
でも、やる側が「与える」って言うのは、とても違和感がある。
ということを、誰か教えてやってよって、いつも思い続けて来た。

で、今回の震災でこの言葉が連日あちこちで言われるので、ついに書くことにした。

本人が、上から目線で「オレはお前らに与えてやる」って本当に思ってるなら、
「与える」はピッタリな使い方だ。
でも、そんなおこがましい上から目線で言うなんてトンでもないですよ〜という人は、
「与える」と言わない方がいい。

彼らだって、ふだん人に何かあげる時に、「与える」って使ってないと思う。
特に、日常会話や、直接誰かにメッセージ的に語りかける時には。
(ある種の慣用表現や書き言葉、一般論では使うけど)。
記者などの第三者が客観的に一般論としてスポーツが「感動を与える」的な表現をしてるのを、
そのまま当事者としての自分が言葉だけ拝借してしまって言ってるだけだろうとは理解してる。
でも、この言い方が慣用句のように、年を追うごとにますます定着していってる気がして、
苦々しく思う。
不必要に事務的だし、わたし的にはどうしても上から下へのニュアンスを感じる。
しかも、「与えれるように頑張りたい」とか「ら抜き」パターンで言われると、
ちょっとアタマが悪く見えてしまう。。。

というわけで、「感動していただけるようなプレー」「感動していただければうれしい」「勇気を持ってもらえれば」などの表現をおすすめします。。。

※ちなみに、「お前らは「感動させる」ためにプレーしてるのか?」という議論は、また別の問題とさせていただきます。。。

posted by miha at 21:50| Comment(8) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
勇気はいらないのでお金を与えて下さい。
Posted by 私設秘書 at 2011年03月24日 12:24

私設秘書さま

同情するなら金をくれ!ですね。。。
Posted by miha at 2011年03月24日 12:38
初めまして。

連日、同じ理由で少しいらだちを覚えることが多く、全く同じことを思っていらしゃる方がおられる!と少し嬉しくなり、コメントを差し上げます。

先日、「某」宝塚の学校に合格したうら若きお嬢さんが「人々に感動を当たれられるように・・・」と涙ながらにコメントされているのを拝見し、なんともいえない違和感を覚えました。

はっきり言ってしまえば、「お前は何者だ」という感覚です。

おそらくご本人にそんな気持ちはなく。言葉の使い方だけの問題でしょうけれど、やはり捨ててはおけないなあ、と思ってしまうのは、年のせいでしょうか。

「ら抜き」言葉と同時に、「美味い」と表現する女性にも、違和感を感じます。

人の振り見て・・・私も、気をつけなくちゃ。
Posted by 賛同者 at 2011年03月30日 14:24
賛同者様
ご賛同ありがとうございます!

辞書にもそういうニュアンスは必ずしも書いてない場合があるのかもしれないですが、言葉の持つイメージって、確かにありますよね(この場合は「上から下へ」みたいな語感)。

女性の「うまい」は、ある女性タレントがSMAPxSMAPのコーナーで言ってるのを聞いたのが最初ですが、その後、蔓延してるようですね。

スポーツ選手の例もそうですが、やはりメディアで有名人が使うとアッという間なんですよね。その人発じゃなくても広めることになってしまいますね。

私も、気づかずに不快な表現を使ってるかもしれないので、
今後とも気をつけたいと思います!

Posted by miha at 2011年03月30日 14:48
miha様、はじめまして。おっしゃるとおりです!!!
アナウンサーや解説者まで「〇〇が被災者に勇気を与えました」と言ってました。
「エサじゃないんだから!」といちいち腹が立って疲れます。
感動・勇気は、人それぞれ湧き上がってくるもので、与えるとか与えられるものではないと思うのです。
余計なことを言わずに一生懸命頑張っている人を見て、私は勝手に感動したり元気がでてきたりすることもあるのに、「勇気・感動を与えたい」と言ってるのを見ると興ざめして、その人のことが大嫌いになってしまうヒネクレ者でございます。。。
Posted by ゆみ at 2011年04月05日 18:58

ゆみさま
こんなに賛同者がいてよかったです。
エサ!まさに、そういう感じです!

私の周りではあまり言ってる人がいなかったので、
もしかして、私がそう感じてるだけで、
この言い方がすっかり市民権を得てるのかと思いそうになってました。
本来の語感を持ってる人たちもちゃんといて、
まだまだ日本語は大丈夫そうですね。(←えらそう!?)

それにしても、なんとかこの言い方をやめるように働きかけられないもんでしょうかね。。。
Posted by miha at 2011年04月05日 19:17
あった!あった!やっぱりいたんだ違和感を感じているが。
何だがうれしい、自分だけじゃなかったんだというスッキリ
した気分です。
Posted by たけ at 2012年03月31日 12:12

たけさま

スッキリしていただけてよかったです(笑)

こんなに同じように感じてる人がいるのに、いっこうに減りませんね。
これからオリンピックもあるし…思いやられますね。
違和感をもってる人たちがあちこちで言い続けていたら、そのうちメディアなんかでもそういう論調が出て来て、みんな言わなくなっていくといいのですが。。。
Posted by miha at 2012年03月31日 23:15
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